こどもの鎖骨骨折

・鎖骨骨折は、乳幼児では遊んでいる時に、学童児ではスポーツ活動中に転倒してよく起こります。大半が鎖骨の中央部の骨折です。

症状
・鎖骨部の痛み、腫れ、変形(骨折部がずれて突出した状態)を訴えます。

診断
・レントゲン検査で確定されます。鎖骨中央部での骨折が大半です。

治療
・大半は保存的治療(手術しない方法)です。

1)保存的治療
・小児は
旺盛な自然治癒能力があるため、多少の転位(ずれ)を認めても容易に骨癒合(骨がつく状態)します。

・乳幼児は
八の字包帯で固定します。

・学童児や青年では
鎖骨バンドで固定します。

・骨癒合完了(ほねがつく)まで1〜2ヶ月間を要します。

・なお成人の鎖骨骨折については、おとなの整形外科を参照されてください。

2)手術的治療
・骨片が神経や血管を圧迫し、腕に麻痺や血行障害を認めれば手術を検討します。


たはら整形外科