ガングリオン

・ガングリオンは数mmから数cmで硬い弾性の腫瘤です。

・内部はゼリー状の無色透明な粘稠液で満たされています。

・腫瘍類似疾患(限りなく腫瘍に似ている疾患)に分類されています。

・決して悪性化するのもではありません。

・明らかな原因は不明ですが、結合組織(関節包や腱鞘、靭帯、半月板周辺)の変性によると考えられています。

症状
・多くは無症状です。

・稀に痛みや違和感、運動障害、神経を圧迫して放散痛やしびれを起こすことがあります。

・時に
ヘバーデン結節(粘液のう腫)や半月板損傷に伴って発生する半月板ガングリオンを経験します。

・
腱鞘や腱を圧迫してばね指(ガングリオン)や狭窄性腱鞘炎(ガングリオン)を起こすこともあります。

診断
・超音波下の穿刺し
ゼリー状の粘稠液が排液されれば確定されます。

治療
1)保存的治療
・無症状の症例は放置します。

・痛みや運動障害などを認める症例や外見(見た目)を気にされる症例は穿刺療法を行います。

2)手術的治療
・痛みやシビレなどを認める症例や頻回な穿刺を繰り返す症例が手術の対象となります。

・術式は
ガングリオン摘出術です。


 たはら整形外科