ジャンパー膝

・ジャンバー膝とは、ジャンプやキック、急激なストップ動作を繰り返すスポーツ活動によって起こる膝蓋骨(お皿)を中心とした痛みを総じた疾患です。

・膝を伸展(伸ばす)際に使う筋肉・腱・靭帯の使い過ぎにより発生します。

・大腿四頭筋炎やSinding-Lasen-Johasson病、膝蓋靭帯炎などがあります。

●大腿四頭筋腱炎
膝蓋骨の上部に痛みを訴えます。

●Sinding-Lasen-Johasson病
膝蓋骨の下部に痛みを訴えます。

●膝蓋靭帯炎
膝蓋靭帯に痛みを訴えます

・いずれも膝蓋骨(お皿)の周辺の痛みです。運動で増悪し安静で軽快されます。

診断
・レントゲン検査が必要です。

・Sinding-Lasen-Johasson病では骨片や骨化異常、石灰像を認めます。

・
有痛性分裂膝蓋骨やオスグッド病、タナ障害などの鑑別が必要です。

治療
・保存的治療(手術しない方法)が原則です。

・まず、スポーツ活動を極力制限して頂きます。

・リハビリテーションとして物理療法や運動療法として股のストレッチング、膝のストレッチング、股の筋力強化、膝の筋力強化を指示します。

・再発防止に
サポーターの使用を勧めます。

・運動後には
ライスの処置を指導します。

・骨化異常を認める症例は、短期間のギプス固定や
可動域制限付き膝装具の装着を検討します。

・なお、手術的治療を必要となる症例は稀です。



 たはら整形外科