ロコモティブシンドローム    (ロコモ)

・別名、「運動器症候群」と言います。

・運動器とは、自分の意志で行動できる組織の集合体で体を支える骨、関節、脊椎、靱帯、手足を動かす脊髄や末梢神経、筋肉、腱などです。

・運動器が障害されると、四肢の運動機能やバランス機能が低下し、歩行障害が生じ、やがて介護が必要な状態となります。

原因
・大半は高齢者で、何かの疾患を認めておられます。

・疾患として、変形性関節症(
変形性膝関節症、変形性股関節症、変形性足関節症)や頚髄症、脊柱管狭窄症、関節リウマチ、骨粗鬆症を基盤に発生する大腿骨近位部骨折や脊椎圧迫骨折、各種の骨折、および認知症や脊髄疾患、パーキンソン病、脳血管障害などがあります。

診断
以下の7つの項目中で1つであれば、「ロコモ」と診断されます。

●片足立ちで靴下がはけない方。

●家の中でつまずいたり、滑ったりする方。

●階段を昇るのに手すりが必要である方。

●横断歩道を青信号で渡りきれない方。

●15分くらい続けて歩けない方。

●2�sの荷物を持ち歩くのが困難な方。

●掃除機や布団の上げ下ろしが困難な方。

予防と治療
転倒防止やADL(日常生活動作)、QOL(生活の質)の向上のため、全身のストレッチや筋力強化訓練などの運動療法を勧めます。


 たはら整形外科